カイジが、好きだ
人生のバイブル
今思えば僕の人生を換えた本の1つであると自信を持って(笑)言えます。
大学生の頃、ネットカフェで取りあえず手に取った。
当時の僕からしたら、内容が衝撃的でした。
なんとなく、今までの人生で頭の中でぼぉ〜っと考えてたことが、見事に言語化されている…
まぁー夢中で読みましたよ。
そこから福本伸行さんのマンガを貪るように…読む…
…圧倒的熱中…!!!
↑
すみません、これ一度やってみたかった笑
なにがそこまで響いたのか
今もそうかもしれませんが(笑)、中学生頃から、なんというか…
世の中キレイゴトが多くて矛盾してね?
的な気持ちを抱えておりました。
もちろん、当時はこの思いを言語化する力など僕にはなかった…
例えば、物語中で、鉄骨を渡るギャンブルがあるわけですよ。
落ちたらもちろんやばいやつです。
その様子を、セレブ達が美味いもん食いながら、見てる訳です。
コースは4つくらい。
でも、渡る人はコースよりも多い。
もちろん、早くゴールした者が多くの賞金を得ます。
なんと、先程のセレブは、競馬がごとく、誰が一位になるか賭けてるんです。
なので自分がBETした鉄骨を渡る者にこんなことをいいます。
押せっっ…!!!
それを見たカイジは、あいつら(セレブ達)狂ってやがる的なことを思います。
しかし、待てよ!
となり…
他人を追い落とすことは、人生そのものであり、皆すべからく経験していることである。
という事実に気が付きます。
高校・大学入試、就職活動、社内での昇進…これらすべて、他人を追い落とす行為ですよね?
入試に落ちた者のことが気になりますか?
なりませんよね??
生きていく上で、これらのことは、まず避けられません。
しかし、気にならないのです。
可視化されてないからです。
鉄骨渡りで自分の安全、お金のため、他人を押してケガさせることは、上記のことをめちゃくちゃ可視化しただけのことです。
本質はほとんど変わりません。
このように、このマンガはモヤモヤしてた僕に、たくさんの気付きを与えてくれました。
もっと言えば、僕、いえ、僕たちは、
- みんなと仲良くしなさい
- 他人に迷惑をかけてはいけません
- 自分勝手は、やめなさい
と、小さい頃から教育(洗脳)されています。
この3つを厳守して上記の鉄骨渡りはできませんし、そもそも生きること自体が無理なのです。
なんとなくはわかっていましたが、僕は大学生になってようやく、心から理解しました。
- 合わない人間と無理に付き合って自分を消耗される必要などない。
- 生きることはすなわち、他人に迷惑をかけることである。(かけなくてもいい迷惑はかけませんよ。人として。)
- 自分勝手と言われることを恐れるあまり、自分を消耗させてまで、他人のために頑張る必要はない。
日本の教育は、サラリーマン養成所なので(笑)、なんとなく、みんなと同じ道を歩いていれば安心。人と違うことして浮きたくないから同じことやっとこ。
的な思考に陥ります。
そこから抜け出すことができました。
ただし、これはかなりきつい道であることは覚悟しとります。
とにかく、このマンガが僕に与えた影響は計り知れないものがあります。
マンガとともにオススメなのが、初めに紹介した木暮さんの著書です。
私は木暮さんの回し者ではありませんが、強くオススメします。
単に漫画の内容をトレースしたようなクソ本ではありません。
長くなりましたのでこのへんで…
最後に僕の好きな物語中のセリフを…
「今日を頑張った者、今日を頑張り始めたものにのみ、明日はくるんだよ。」
あざした。