(悲報)日本人の貯金信仰、変わらず
もはや日本の恒例行事(笑)
↓ボーナスの有無と使用用途の記事です。
https://news.careerconnection.jp/?p=83807
もう一つ、恒例行事とも言えるのが、
何に使う→貯金が一位
のニュースです。
以前から国は貯蓄から投資に資金を振り向けようとしており、まさに現在ではNISAの制度改革が行われようとしていますし、少し前には2000万問題が炎上したばかりです。
あれだけのことがあり、国が我々にとって有利な制度を設計してくれているにもかかわらず、当の国民の金融リテラシーは昭和と全く変わっていません。
生活防衛資金は確かに必要ですが、それ以上に現金を溜め込んだところで増えませんし、なんならインフレで価値が下がりますのでジリ貧です。
実際、10月の増税以降、食料品の値上がりが相次いでいますし。
車にしてもそうで、私が学生の頃と比べて車体価格は上がっています。(大衆車でも)
昭和の頃のように預金で金利が4%も5%も付けば話は別ですが、今はそのような世の中ではありません。
かつて竹中平蔵氏(元金融再生担当相)は
「貧乏になる自由もある」と発言し、物議を醸しましたが、なかなかに本質を捉えた言葉だと思います。
日本人の金融リテラシーを改善できない限り、ボーナス=貯金の流れはこの先も続くでしょう。
先のニュースで、2022年あたりから家庭科で金融リテラシーについての授業がなされる予定のようですが、それを教える教師や親のそれが昭和の時代からアップデートできていなければ本質的な部分では何も変わらないでしょう。
ではでは。
あざした。