傾聴のススメ
人の話、聞いてますか?
- 相手が喋っているのに待ちきれなくなって自分が喋る。
- 会話を続けなければと焦るあまり、自分ばかり喋ってしまう。
- 自分の得意分野の話題になったので、間髪入れず喋りたくなる。(知識の披露をしたいというスケベ心がある。)
こういう方、要注意です。
人の話は最後まで聞きましょう。
文法上、日本語は英語などと違って、情報が最後にくるようになっていますから、最後まで聞かないとなかなかわからないんですよ。
話したいばっかりの方はそこを無視して、 というか、勝手に話の先を想像して言葉の波状攻撃を仕掛けてくるんです。
こっちの話を聞く前に、もう、その人のなかで結論出ちゃってるような状態になっていると思われます。
○人間は、自分の話を聞いてほしい生き物
どんなに無口な人でも、自分の得意分野になると、自分の話を聞いてほしいし、主張したいものです。
しかし、それが強い方は、相手の表情とか仕草をオール無視して喋り倒します。
相手の気持ちなんか考えてないわけです。
もはやオナニーですよ。これ。
そういう方は人の話を基本聞いていないので、相手からしたらかなりコミュニケーションコストがかかってる状態。
そんな人に有益な情報はなかなか入ってきません。
○雑談力とかいうナゾの力
本屋に行ったらこの手の本が多く並んでいるんですけど、
雑談力=聞く力
だと思います。
相手の話を最後までしっかり聞いていたら、ツッコミどころに気付けるようになります。
そこなんですよ。
相手が本当に喋りたいのは!
相手がいいやすいように誘導してあげるイメージです。
そこに、絶妙な相槌をブッこむんです。
絶妙な相槌ってなんやねん!と思った方に、最近学んだ、相槌のさしすせそをお伝えします。
さ さすがですね〜
し 信じられないですね〜
知りませんでしたー
す すごいですね〜
ステキですね〜
せ センスありますね〜
そ そ〜なんですね〜
そ〜なんですかぁ〜?
あいてにこんな相槌されたら、もっと喋りたくなりません??笑
なに話したらいいかなー?とか迷う必要ないですよ。
まずは天候の話題でもなんでもいいんです。
そこからどんどん相手のツッコミどころを探しながら相槌で広げればいいんです。
僕の感覚で言うと、年が上がるごとに相槌効果が発揮されます。
相手をリスペクトして、きちんと話を聞けば、有益な情報をもらえることも多くなるし、何より、人の話をしっかり聞いてくれる人は信頼してもらえます。
前のエントリーでもお話しましたが、デジタル全盛の時代だからこそ、こういったアナログな部分を大切にしたいと思っています。
とはいえ、僕はかなりのイラチなので、現在訓練中です。
人生、日々修行です…
この方の人間力!すごいです。
あざした。