貧乏公務員の資産形成

貧乏投資の何が悪い(笑)

積立NISAは「割に合わない」?


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積立NISAは「割に合わない」とサラリーマンが思うワケ

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190821-00022772-gonline-bus_all&p=2

 

世帯年収一千万、子供一人で貯金なしとかおそらく釣り記事だとは思うのですが(笑)、一応私なりに思ったことを綴ります。

 

 

r>gの不等式を理解しよう。

少し前に流行った仏経済学者のトマ・ピケティが長年の研究の末に導き出した有名な不等式です。

r=資本収益率(有価証券などでの利益)

>経済成長率(労働収入)

 

労働をいくら頑張ったとしても株などでの不労所得の伸びを超えることはありません。

 

多少の差こそあれ、常にこの不等式の通りなのですから、世帯年収一千万もあるなら参加することに負担はないですし、そうすべきだと思います。

 

 

「金融機関に騙されそう」などという謎の危機感w

 

もちろん完璧な制度ではない訳ですから、見る人が見れば騙されてると言えない訳でもないのは確かです。

 

しかし、騙されるかもなんて言ってる人に限って、

大手の漢字生保で不必要な特約ガチ盛りの保険を契約していたり、長期積立のはずなのになぜか元本が割れる謎設定の学資保険に入っていたりします。

 

それの方が、騙されてますよ。

 

って思います。

 

いい商品というものは無駄な宣伝がなされません。

テレビで積立NISAとかiDeCoの特集とかやらないですよね。

 

金融機関的には“儲からない商品”ですし、キー局スポンサーのメガバンクが取り扱う積立NISA商品群は瀕死寸前のクソ商品ばかりです。

 

まー、それ以前に、騙そうとしているのか、そうではないのかを見極める目と最低限のマネーリテラシーが必要なことは言うまでもありませんが…。

 

 

給与が伸びてもその分消費するだけで手元には残らない

 

子供一人のパワーカップルなのに貯金できない程の金銭感覚とマネーリテラシーを有する世帯にとっては、給与が上がればその分消費に回り、「貯金なんか出来るわけない」と言い出す確率が高いです。

 

年収一千万分の生活水準を味わってしまっている以上、下げることは容易ではないと思います。

 

ならば、なおさら強制貯金くらいの勢いで積立する方がよい

と思うのです。

 

まー究極のところ、どういう生き方を選ぶかはその家その家の自由ですから。。

 

あざした。