貧乏公務員の資産形成

貧乏投資の何が悪い(笑)

(仕込み時?)ビットコイン急落!


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量子コンピューターの登場でビットコインのセキュリティに懸念→価格急落

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO51323560T21C19A0I00000

 

量子コンピューターのスゴさ

以下引用です。

 

乱数を生成する「ランダム量子回路サンプリング」という問題を量子コンピュータに解かせた。この問題は、最先端のスーパーコンピュータでは解くのに約1万年かかると見積もられるが、Google量子コンピュータは3分20秒で解き終えたという。

 

凄まじい実力です。

 

 

○「秘密鍵」とは何か?

暗号資産を所有している方ならご存知かと思いますが、秘密鍵とは、

 

自分だけが知っている鍵のことです。

 

鍵と言っても無作為に選ばれる数字とアルファベットで構成されており、所持している暗号資産が自分のものであることを証明するためのものです。

 

今回、量子コンピューターにより、公開情報から秘密鍵がわかってしまうと、暗号資産が持つ大きなメリットであるセキュリティの堅牢さが崩されてしまう懸念があります。

 

 

○下落局面の今が仕込み時か?

こればかりは誰にも分かりません。

 

「2020年代にはビットコインは1000万に到達する」なんて意見もありますし。

 

ただ、暗号資産をポートフォリオに加えるのであれば、メリットだけでなく、その特性を十分に理解する必要があると思います。

 

まず、暗号資産は、株などと違い、

それ自体が価値を生むものではない。

ことは理解すべきです。

 

ゴールドなどと同じく、値上がり益しか狙えません。

 

 

もう一つ、頭に入れておくべきこととして、

 

ラストデイ

について認識しておく必要があります。

 

ビットコインは発行数が決まっており、2140年には全てのビットコインの発行が終了すると言われています。

 

また、ビットコインの価値を保証する「マイナー」と呼ばれる方々が、広い場所に大量のコンピューターを並べて「マイニング」という行為(簡単に言うと、ブロックチェーンのブロックを作る作業。その報酬としてビットコインが得られる)を行っていますが、

4年に一度、半減期というものがあり、マイニングで得られる報酬が半減されます。

 

(→ビットコイン値上がりの根拠としてよく語られる)

 

そして、ビットコインの特徴として、その発行数のほとんど(確か8・9割)を所有しているのは限られた少ない人間です。

 

よって、

①マイニング行為とその報酬の損益分岐点がマイナスになった時

②価格が実力以上に高騰した時(バブルなど)

などの時に、

 

もし、ビットコインを大量に持っている一部の人間が大量売りすると価格が暴落する。

 

というのがビットコインにおけるラストデイ

というわけで、このような側面があることを理解しておかなければなりません。

 

皆さん各々自分ルールがあると思いますが、個人的には、ポートフォリオにおける暗号資産の割合は多くとも10%程度と決めています。

 

ではでは。

 

あざした。