育休取らない理由
愚痴書きます。
ただ、休みを取ることを勧めるだけじゃダメ。
働き方改革とか国も言っちゃってるんで、その影響がなんかわからんですけど、
うちの自治体も、男性が育児休暇を取得できるんだよ的なことを首長が言ってます。
しかしながら、上が勝手に耳障りのいい言葉を口にしているだけで、現場レベルに落とし込めていないのが現状です。
現在、僕には妻と2人の子供(1歳、3歳)がいます。
そして、10月くらいには第三子が生まれる予定です。
ありがたいことに、職場では「取ればいいやん」と言って頂けるのですが、
うちの場合、僕しか働いていないので、僕が育休とると、生活が破綻する
ので、取るつもりはありません。
嫁は民間企業で働いていましたが、第一子懐妊してから、仕事を辞めました。
つわりがきつかった嫁に対する仕事上のケアはなく、無理して仕事しなければならない状況であったのと、
育休制度がなかったからです。
結局やめるしか道がないわけです。
それから現在にいたるまで、可能な時にパートに入るような状況。
ここで、僕が育休とったら、育てる"手"は増えるのですが、当然ながら給与が100%保証されないので、生活が破綻します。
男性の育休取得が可能なのは、嫁の職場に、育休などの制度が整っている場合のみ可能である。
都市部はわかりませんけど、田舎ってここまで制度揃ってる職場って限定的なんですよ。
僕の周りにも、子供できるのを機に辞めるって方(女性)割とおられます。
公務員なんて、ただでさえ薄給なのに副業はダメ。
おまけに育休なんか取ったら詰みます。
あ、ここでいう副業って、バイトとかの、時間を切り売りするタイプのものではありません。
あと、正直言うと、育休取得による僕の将来の処遇について、本当にハンデにならないのか現在のところ未知数すぎるんです。
"ホンネとタテマエ"の見極めが、僕にはまだつかないのです。
結局のところ、
休みを取らせた実績がある→働き方改革に積極的な自治体
の図式は違和感しかないですし、なんのアピールポイントにもならないと思っています。
働き方改革って名称がそもそもおかしいと思っていますが、働き方改革って、休みを取れるとかの表面的なことではなく、
なぜ取れないかの理由を顕在化させる
↓
その理由の原因を除去する
というプロセスが必要です。
組織の制度や、他の会社の制度、社会の価値観などの多要素を次世代型のものに作り変えなければ達成できないとても難しいことであると考えています。
もう少し愚痴らせていただけるなら、
ノー残業デーとかあんなもん、みんな一斉に施行するようなものじゃないでしょと。
僕は、今日どうしても忙しい。
私は、明日はどうしても忙しい。
などのように、残業しなければならない日はその人、その部署それぞれですよね。
それを十把一絡げに全体管理するとかいつの時代なの?って話です。
働き方の多様化もくそもありません。
もう、日本人的な、みんなで〇〇するみたいな価値観やめましょうよ。
そんなことしてるから、自分のアタマで考えなくなるんですよ。
「みんなやってるから」で思考停止。
愚痴が過ぎました。
まとめると、
休みをとる、早く帰るとかミクロの視点ではなく、その後ろにある、制度や価値観を改革していくことが大切。
そんなふうに僕は考えています。
あざした。