信金の出資金制度をご存知ですか?
各信用金庫には配当金が貰える資金制度がある。
皆さんのまちに1つはある信用金庫。
実は定期預金より有利な運用方法があります。
出資金制度とは?
名前のとおり、信用金庫に出資する制度です。
その信用金庫の営業店がある市町村にお住まいであれば基本的に誰でも利用できます。
信用金庫に勤める友人に話を聞いたところ、
私のまちの信用金庫であれば、5000円以上、1000円単位で出資が可能とのこと。
決算月に出資金の3%の配当が得られます。
キャピタルゲイン(出資元本)が減ることは基本的にはないので、(信金が破綻しない限り)安定的にインカムゲインを得ることができますね。
その意味では、個別株よりは安定していると思います。
ちなみに、配当割合は信金によってバラツキがあります。
ググってみるとなかなかの高配当の信金もありました。
また、これは金融商品を購入するわけではないので、手数料はとられません。
会社が融資を受ける際に出資金をお願いするみたいで、融資されやすくなったりするらしいです。
ただ、デメリットもある。
まず、配当金である以上、株と同様に、経営状態によっては配当なしになることもありえます。
そして、
出資すると、出資証書がもらえるのですが、それを売却しようとすると、譲渡という形になるらしく、誰か貰い手がいないと譲渡できません。(現金に変えられない。)
信用金庫自体に引き取ってもらうこともできるのですが、一年のうち、それができる期間は限られていて、なかなか流動性は低いです。
よって、
長期にわたり、手を付けるつもりがないそれなりの資産をもっているのであれば、預金よりかはマシかな〜
というぐらいの感じですね。
長期的に動かすつもりがないお金があるのならiDeCoにブチ込んだ方が節税になりますし、積立NISAで20年運用した方がパフォーマンスはよさそう。
それらをやった上で、安定した運用先としての選択肢の一つにはなりうるかなと思います。
もちろん、地元の信金、それに伴う地元企業を応援したいというお気持ちがあるのなら出資してみてもいいかもしれませんね。
僕は、そこまでの資本がありませんので出資はしません笑
ではでは。
あざした。